リスクモンスターは2月28日、第8回「就職したい企業・業種ランキング」調査結果を発表した。調査対象は2023年3月卒業予定の大学3年生男女個人で、有効回収数は500サンプル(男性182、女性318)。
ランキング第1位を獲得したのは、「地方公務員」(回答率16.2%)だった。これに「国家公務員」(同11.8%)、「ソニー」(同4.2%)と続いている。4年連続で1位「地方公務員」、2位「国家公務員」となり、公務員の安定した人気がうかがえる。
3位以下では、「ソニー・ミュージックエンタテインメント」(前回50位→今回8位)や「TBS」(同134位→同16位)など、メディア関連企業のほか、「講談社」(同20位→同11位)、「集英社」(同19位→同16位)など出版社の上昇が目立っているという。
一方、アマゾン(同5位→同47位)、日本赤十字社(同7位→同28位)、「東海旅客鉄道(JR東海)」(同13位→同57位)、「全国農業協同組合連合会(JA全農)」(同11位→同115位)などが、前回から大幅にランクダウンしたほか、第1回調査時(2015年)から毎回ランクインしていた「日本郵便」が今回初めてランク圏外となった。
なお、今回は女性の回答割合が高いため、女性の意向が強くランキングに反映されている点は考慮すべき点といえる。