freeeと中国銀行はこのほど、「地域金融機関の提供するICTを活用した業務効率化支援」をテーマにしたメディア向け勉強会を開催した。
中国銀行の中期経営計画における5つの骨子
はじめに、中国銀行 ソリューション営業部 部長の剱持直紀氏が同行の中期経営計画について説明した。
同行では2020年4月に中期経営計画として「未来共創プラン ステージⅡ」を策定しており、同計画では「地方創生、SDGsの取組み強化」「お客さま本位の営業の『深化』」「デジタル戦略の強化」「持続可能な成長モデルの確立」「組織の活性化」の5つの柱を骨子としている。
その中でも営業の深化とデジタル戦略の強化により、金融を中心とした総合サービス業への進化を掲げている。同氏は「営業の深化では個人・法人向けに最適なソリューションを提供しており、資金繰り支援、デジタル化などのニーズに対応したコンサルティング活動を行っている。また、デジタル戦略の強化では業務の削減・効率化に向けてデジタル技術を活用して、新たな付加価値の創造やビジネスモデルの変革に取り組んでいる」と話す。