NECネッツエスアイは2月22日、AIソリューションを提供する米Tupl(トゥプル)と、日本国内における通信事業者のネットワーク運用の課題解決を目的にパートナー契約を締結したことを発表した。
今後は、国内通信事業者向けビジネスで培ったNECネッツエスアイの知識やノウハウ、SI(システムインテグレーション)技術とTuplのAIソリューションの融合を進め、通信事業者が抱える課題の解決やサービス品質の向上を目指す。
2014年に設立したTuplは、これまで北米や欧州など世界の大手通信事業者に対して、通信ネットワークの運用やカスタマーケア業務をAIの活用により自動化するソリューションを提供してきている。同社のソリューションには、独自のAIエンジンである「TuplOS」が活用されており、これにより高度な専門知識を持たずともネットワークの運用や変更、拡張を可能となるという。