デル・テクノロジーズは2月22日、ビジネストランスフォーメーションの実現やパートナーの成長促進を目的とした「デル・テクノロジーズ パートナー プログラム2022」を開始することを発表した。
デル・テクノロジーズによると、5年前に開始された同プログラムは、同社のAPJ(アジア太平洋および日本)は70%の成長率を実現するなどパートナーに大きな利益をもたらし、リベートの支払いは80%増、獲得したマーケティング開発資金(MDF)は95%増になったという。
今回のアップデートでは、ソリューションプロバイダー、クラウドサービスプロバイダー、OEMパートナーは、APJ地域における単一のインセンティブ構造、単一のティア構造、1セットのティア要件を利用可能になり、一貫して収益性の高いインセンティブを得ることができるとしている。また、ビジネスラインのクロスセルをサポートするため、クライアント向けの新しいインセンティブは、ディスプレイおよびクライアント周辺機器にも拡張予定だとしている。
アズ ア サービス「APEX」によってパートナーはIT製品を提供する機会が増えたほか、「APEX Data Storage Services」の対象国が増えたことで、対象国のパートナーおよびストレージ認定ディストリビューターはインセンティブを得ることが可能。対象国は、豪州、ニュージーランド、シンガポールに続いて、日本での展開も準備中だということだ。
上記以外のアップデートとして、スワップおよび「Tech Refresh」プロセスの簡素化と「Tech Refresh」のサーバー リードへの拡張、パートナーによるストレージの構成、価格、見積を迅速化および最適化するための「Online Solution Configurator (OSC)」への継続的な投資などがある。
これらによりパートナー各社はAPJ地域で成長可能だとし、同社はこのプログラムを進化させていくと同時に、「Heroes Program」を通じてパートナーテクニカルコミュニティーへの継続的な投資を行っているという。2022会計年度第3四半期、APJ地域における主催イベントは115を超え、25カ国から6,700人以上が参加したということだ。