Microsoftはこのほど、「Connecting a USB Printer device to WSL 2 - Microsoft Tech Community」において、WSL 2で動作するUbuntuにおいてUSB接続のHPプリンタを使用する方法を紹介した。具体的にどのような手順でWSL 2上のLinuxからUSB接続のプリンタを使用することができるかが説明されている。
説明されているセットアップの主な手順は次のとおり。
- Windowsにおいて「dorssel/usbipd-win」をダウンロードしてインストール
- WSL 2のUbuntuにおいてusbipをインストール
- Windowsにおいてusbipdを実行し、HPプリンタを接続したUSBをWSL2のUbuntuへバインド
- WSL 2のUbuntuにおいて接続されたUSBデバイスを確認
- WSL 2のUbuntuにおいてCUPSのインストールとセットアップ
- WSL 2のUbuntuにおいてHP Deskjet 3776をインストール
- WSL 2のUbuntuにおいてHP Deskjet 3776をセットアップ
- WSL 2のUbuntuにおいてD-Busサービスを起動
- WSL 2のUbuntuにおいてHP Deskjet 3776をセットアップを完了
WSL 2のUbuntuから直接プリンタに印刷できると、これまでUbuntuから直接印刷するような機能を持っていたソフトウェアをWS L2からも利用できるようになる。MicrosoftはWS L2の機能を随時拡張しており、これまでよりも多くのことがWSL 2でできるようになっている。
記事で説明されているセットアップ方法は「Connecting USB devices to WSL - Windows Command Line」にも類似した説明が掲載されている。