NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2月18日、OCN モバイル ONEなどの対象サービスにおいて、「危険SMS拒否設定」の提供を、3月中旬より開始することを発表した。利用料は無料。

「危険SMS拒否設定」は、SMSを用いて行われるフィッシング詐欺対策を目的に、危険なサイトのURLや電話番号が含まれるSMSの受信を拒否する機能。不正なアプリをインストールするよう誘導したり、個人情報を盗み出そうとするサイトへ誘導したり、金銭や個人情報をだまし取る詐欺電話番号への架電を促したりするようなフィッシングSMSについて、ユーザーがSMSを受信する前に送信元情報や本文内容から自動で判定するという。

対象サービスは、OCN モバイル ONE、OCN モバイル ONE for Business、OCN モバイル スタンダードd / OCN モバイル M2M、Arcstar Universal One モバイル、モバイルアクセス事業者卸、モバイルアクセス卸(OCN・RADIUSホスティングバンドル型)。

申し込みは不要で、一部のユーザーを除き自動で適用される。同機能の利用を希望しないユーザーは、提供開始後にWebサイトにて設定を変更できる。WebサイトのURLや変更方法などについては、NTT Com公式サイトにて別途案内するということだ。