Microsoftは2月15日(米国時間)、「Bringing you closer to what you love with new experiences in Windows 11|Windows Experience Blog」において、Windows 11に対して新機能や改善を追加する累積更新プログラムの配信を開始したと伝えた。

  • Bringing you closer to what you love with new experiences in Windows 11|Windows Experience Blog

    Bringing you closer to what you love with new experiences in Windows 11|Windows Experience Blog

配信が開始された累積更新プログラム「KB5010414」の詳細は次のページに掲載されている。

主な新機能や変更点は次のとおり。

  • Microsoft EdgeとMicrosoft Edge Internet Explorerモードの間でクッキーを共有する機能の提供
  • 外部モニターを接続した場合、外部モニターに表示されるタスクバーに日付と時間を表示するように変更
  • タスクバーが中央に配置されている場合に、タスクバーの左端に天気予報のコンテンツを表示するように変更。天気予報の上にマウスカーソルを合わせるとウィジェットが表示されるように動作
  • タスクバーのマイクアイコンからMicrosoft Teams通話のミュート/ミュート解除を操作するように変更
  • タスクバーのアプリアイコンからMicrosoft Teamsにおける共有を操作できるように変更
  • スタートメニューのお薦めセクションにあるMicrosoft OfficeファイルをWebブラウザでオープンできるように変更(Microsoft Officeライセンスがなく、かつ、ファイルがMicrosoft OneDriveまたはMicrosoft SharePointに保存されている場合)

デザインが新しくなったMedia Playerおよびメモ帳もMicrosoft Stor経由で入手できるようになったとのことだ。

  • Windows Update - KB5010414

    Windows Update - KB5010414

配信が開始された累積更新プログラムKB5010414はまだプレビューと位置づけられており、自動的にインストールは行われない。Windows Updateなどを経由して手動で操作を行うことでダウンロードおよびインストールを行うことができる。

Microsoftは年に1回のアップデートでWindows 11へ新機能の導入を実施しているが、今後はより頻繁に新機能追加などを目的とした累積更新プログラムの提供を行っていくと説明している。