米コンピュータ緊急事態対策チーム(US-CERT: United States Computer Emergency Readiness Team)は2月8日(米国時間)、「Mozilla Releases Security Updates for Firefox and Firefox ESR|CISA」において、Mozilla FirefoxおよびMozilla Firefox ESRに複数の脆弱性が存在すると伝えた。対象の脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされている。
脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。
- Security Vulnerabilities fixed in Firefox 97 — Mozilla
- Security Vulnerabilities fixed in Firefox ESR 91.6 — Mozilla
脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Firefox 97よりも前のバージョン
- Firefox ESR 91.6よりも前のバージョン
脆弱性が修正されたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Firefox 97
- Firefox ESR 91.6
脆弱性の一部は深刻度が重要(High)に分類されており注意が必要。Firefoxはメニューから「Firefox について」を選択することでバージョンを確認することができる。アップデート可能なバージョンが存在する場合はその旨が表示されるので、指示に従ってFirefoxを再起動することでバージョンアップが適用される。