システム開発やウェルネス事業を行う福岡県のスタートアップ企業ヨクトとNTTPCコミュニケーションズは8日、AIでヨガレッスンを解析するアプリ「yogaMotion(ヨガモーション)」のリリースを発表した。

「yogaMotion」は、インストラクターが受講生のヨガのポーズを撮影するだけでAIが姿勢の解析を行いフィードバックするアプリで、指導者専用のツールとしてヨガやフィットネスの関係事業者向けにリリースしている。アプリは無料でApp StoreやGoogle Playで公開されているが利用には、申し込み後の企業コードが必要となる。AI機能には、静止画や動画から骨格や姿勢データ得るNTTPCコミュニケーションズの「AnyMotion」が活用されており、人の感覚や目視に頼らない定量的な評価でヨガを解析、コロナ禍で不足しがちな運動をデータによる的確なサジェストでサポートする。

  • yogaMotionのイメージ(同社資料より)

ヨクトは、"IT×YOGA"を掲げる福岡県のスタートアップ企業で重圧センサーやAI解析でヨガを分析する「yoctoMat」の開発に取り組むなどユニークな試みを展開。スポーツ庁主導のコンソーシアム「Sport in Life」に加盟し、ジェトロ(独立行政法人日本貿易振興機構)の「スタートアップシティ・アクセラレーションプログラム」に参加している。