中小企業基盤整備機構(以下略、中小機構)は2月8日、コロナ禍での経済不況による社会環境や市場の変化によって事業が停滞しているベンチャー企業に対して、資金調達や事業見直しなど専門家による無料相談で支援する「ベンチャーリブート支援事業」を開始した。
支援事業は、ベンチャーキャピタル(VC)及びコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)から出資を受けているベンチャー企業を対象に、原則オンラインで専門家が事業を再発進するために必要な助言、提言を行うというもの。事業継続のための資金調達や資本政策に関する相談、事業計画の整理や見直しに関する相談からケースによっては、有望なアセットを活用した企業の合併や分割、事業譲渡への対応なども相談対象となる。事前予約制で、予約受付は2月8日より開始。Webサイト掲載の申込書に必要事項を記載し同ページに掲載された電子メールで受付を行う。相談は毎週水曜日に行われ、相談料は無料となる。