博報堂とワークスモバイルジャパンは2月7日、マーケティング、セールス、カスタマーサービスの各領域を、Salesforce、LINE WORKS、LINE公式アカウントの連携し統合することで、企業の営業担当者やオペレーターの業務効率化とCXの向上を同時に実現する「Marsys Sales Tech」を開発したことを発表した。
「Marsys Sales Tech」は、国内で広く利用されている「LINE公式アカウント」、LINEとつながるビジネスチャット「LINE WORKS」、企業と顧客をつなぐ顧客管理ソリューション「Salesforce」がシームレスに連携することで、1to1のデジタル接客を実現し、気づきから購買、アフターサービスまでのすべてのコミュニケーションを統合するツール。
名寄せ機能、送客機能、営業担当者から顧客への一斉配信(または個別配信)による追客機能、AIによるリコメンド、ビデオ通話機能など、LINE公式アカウントおよびLINE WORKSを活用したデジタル営業活動を支援する機能が備わり、Salesforceの連携機能の知見を活かした柔軟なカスタマイズに対応する。
クライアント企業のDXを推進する戦略組織「HAKUHODO DX_UNITED」が、認知~興味~検討からCRMまで一気通貫したフルファネル型のマーケティングDXを実践し、システム導入後の活用まで支援するという。
同ツールを導入することで、企業は、マーケティング上の顧客データやLINE公式アカウント・LINE WORKSでのコミュニケーション情報をSalesforceに集約でき、一元管理が可能となる。また、顧客側はLINE公式アカウントにおけるサービスや営業担当者とのコミュニケーション、購買、アフターサービスまでの一連の体験をLINE上で一貫して行えるとしている。