チームスピリットは2月4日、同社が提供する「TeamSpirit EX」について、勤怠管理や経費精算などのバックオフィス業務を効率化する新機能を追加した「TeamSpirit EX January'22」の提供を開始すると発表した。

  • 「TeamSpirit EX January'22」の提供を開始する

勤怠管理機能として、手当管理機能や外部打刻サービスとのAPI連携機能が追加された。これにより、特殊勤務など会社独自の手当を管理可能になるとともに、外部の勤怠管理向け打刻サービスと連携可能なAPIによってハイブリッドワークや複数の雇用形態にも対応可能になったとのことだ。モバイル端末にも対応したことで、場所を選ばず勤怠申請と承認を行えるようになっている。

  • 管理画面の手当マスタ一覧

また、経費精算機能としては、兼務先や出向先からの経費精算や源泉徴収が必要な経費精算への対応を開始した。兼務や出向などによって複数の会社に所属している従業員が経費精算申請先の会社を選択できるようになったため、作業負担の軽減が見込める。加えて、源泉徴収が必要な経費精算にも対応したことで、フリーランスや士業コンサルなどの外部パートナーへの報酬も申請可能になっているとのことだ。

  • 経費精算機能の変更イメージ

さらに、工数管理機能として提供していたジョブ検索機能も改善されており、従業員は検索ボックスにジョブのコードや名称を入力することでジョブ検索ができるようになっている。ジョブの階層に関係なくすべてのジョブに対して検索が可能であり、多くのジョブ階層を管理している場合でもジョブ検索を迅速に行うことができ、工数入力の効率化を支援する。