ソフトウェアの受託開発からシステムインテグレーションを行うIT企業である日本ラッドは3日、自治体のマイナンバーカードの受渡し業務に特化した24時間受付対応可能なAI無人電話予約システム「トルテル for マイナカード受渡し予約システム(以下略、トルテル for マイナカード)」のリリースを発表した。
システムは、同社が提供するAI無人電話予約システム「トルテル」をマイナンバーカードの予約業務用にアップグレードしたもので、AIによる電話での自動音声電話予約システムにより24時間無人で電話とWebの両方での予約受付とキャンセルに対応する。電話とWebでの予約内容は、「トルテル for マイナカード」のデータベースに事前にJ-LIS(地方公共団体システム機構)が配布するマイナンバー予約者の9桁の管理番号と誕生日、予約可能枠の日時をアップロードすることで、予約があった場合にシステムが管理番号・誕生日・予約情報を自動で紐付けし、業務担当者は統合された一つの画面で確認できる。
最短1週間ほどで導入可能でサービスの利用料金は従量課金制を採用。基本プランが導入費用550,000円(以下いずれも税込)、月額基本料は55,000円に加えて1コールにつき33円の構成となっている。基本プラン以外のカスタマイズにも別途対応可能だという。