CTCは2月4日、さまざまな3Dデータを取り込み、仮想空間を複数のユーザーで共同開発できる開発プラットフォーム「NVIDIA Omniverse Enterprise」の提供を発表した。提供価格は100万円からとなる。
同プラットフォームを活用することで、複数のユーザーが共同で3Dデータの編集やシミュレーションをリアルタイムで実施して、仮想空間を開発・利用できる。
3DデータのフォーマットであるUSD(Universal Scene Description)に対応しており、異なるツールで作成した3Dデータでも互換性を保てる。CADや3Dデータの作成ツールとも連携するため、ユーザーの端末で作成・修正した内容を同プラットフォームに取り込み、3Dデータにリアルタイムで反映することが可能だ。
CTCは、デジタルツインやVRなどの技術を通して業務プロセスの最適化を図る製造業や建設業を中心に同プラットフォームを展開する予定。