Microsoftは2月3日(米国時間)、「Visual Studio Code January 2022」において、クロスプラットフォームのコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VSCode)の最新版となるJanuary 2022 (バージョン1.64)October 2021のリリースをアナウンスした。同社は、VSCodeを毎月1回継続的にアップデートする方針をとっており、January 2022は2022年1月アップデート版となる。
January 2022における主な変更点としては、次の項目が挙げられている。
- 一度により多くのビューを表示できる新しいサイドパネルが追加された
- タイトルバーにレイアウトオプションを設定するための[レイアウトの構成]ボタンを表示できるようになった
- 設定エディタにおける検索が改善された
- Unicodeのハイライト機能が改善され、誤検知をより適切に処理するようになった
- ターミナルにおいて、特定の文字シーケンスを受信した場合の自動応答を設定できるようになった
- Notebookにおいて、Markdownのレンダリングビューでの検索サポートなどの改善が行われた
- 汎用デバッガーにおいて、バイナリデータの表示と編集がサポートされた
上記のほかにも多数の細かな変更が加えられているほか、さまざまなバグ修正も行われている。変更点に関するより詳細な情報は、公式サイトのドキュメントおよびアップデート時に表示されるリリースノートを参照いただきたい。
また、2021年10月20日にプレビュー公開が始まったWebブラウザ版のVisual Studio Codeである「Visual Studio Code for the Web」に関しても、vscode.dev/github.devでの署名付きGitHubコミットがサポートされるなどといった機能拡張が行われている。
VSCodeは次のサイトからダウンロードすることができる。