GoogleがWorkspaceのWeb版Gmailに統合ビュー(integrated view)という新レイアウトを導入する。Essentialsを除くWorkspaceのプランで、6月末までの移行を目指す。

統合ビューでは、メール、チャット、スペース、Meetの切り替えボタンが並ぶ細いサイドバーが左端にあり、別のタブやウィンドウを行き来することなく、受信トレイ、会話や会議を簡単に切り替えられる。

  • 統合ビューのWeb版Gmail

    右側のサイドバーからカレンダーやKeepなどを利用できるのと同じように、新しい左側のサイドバーでチャットとスペースの切り替えが可能に

新しいナビゲーションは、Gmailをメール、メッセージング、コラボレーションのハブとして利用できるようにする。例えば、チャットとスペースで作業している場合、全ての会話とスペースを1つのスクリーンで表示できるなど、一カ所で集中して効率的に作業を進められる。検索機能ついても、今後数カ月の間に検索バーによる検索からメールとチャットの両方の結果を得られるようにするとのこと。

統合ビューは2月8日にテスト提供を開始する。オプトイン方式で、試用を希望するユーザーは設定で従来のレイアウトと統合ビューを切り替える。4月までにオプトインしていないユーザーにもデフォルトで統合ビューが表示されるようにし、6月末までに統合ビューを標準化して従来のレイアウトに戻すオプションの提供を終了させる。