OKIは2022年2月1日開催の取締役会にて、社長執行役の交代を決定したことを2月2日に発表した。
新しく社長に就任するのは現在、執行役員 コンポーネント&プラットフォーム事業本部ビジネスコラボレーション推進本部長を務める森孝廣氏。
森氏は2022年4月1日付で社長執行役員 兼 最高執行責任者に就任し、同年6月下旬に代表取締役社長執行役員 兼 最高執行責任者(COO)に就任する予定だ。
森氏の社長就任にあわせ、鎌上信也社長は代表取締役会長執行役員 兼 最高経営責任者(CEO)に就任する想定だという。
COOとCEOは2022年4月1日に新たに設置される役職としている。
森氏の略歴は以下の通り。
- 1988年3月 明治大学経営学部卒業
- 1988年4月 OKI(沖電気工業)入社
- 2006年11月 OKIデータ 国内営業本部パートナー統括営業部長
- 2012年01月 同 営業統括本部国内営業本部マーケティング部長
- 2015年04月 同 国内営業本部副本部長
- 2016年10月 同 商品事業本部副本部長兼オフィスプリント事業部長
- 2017年10月 同 取締役 商品事業本部副本部長兼オフィスプリント事業部長
- 2019年4月 同 常務執行役員 商品事業本部長
- 2019年10月 同 常務執行役員 商品事業本部長兼国内営業本部長
- 2020年4月 同 代表取締役社長 兼 沖電気工業株式会社 執行役員
- 2021年4月 OKI 執行役員コンポーネント&プラットフォーム事業本部 ビジネスコラボレーション推進本部長(現職)
森氏に社長就任の打診があったのは2021年の年末であったと振り返り、「(打診の際に)呼ばれた時にはクビを言い渡されるかと思った」と青天の霹靂だったことを明かした。
そのうえで「自分に何ができるかを考え、自分の実力をしっかり発揮していくだけだと考えている」と社長就任にあたっての決意を述べた。