弥生は1月27日、Mac OS搭載の端末からe-Taxによる申告が可能になるサービス「確定申告e-Taxオンライン」の提供を開始すると発表した。同サービスにより、Macユーザーは同社製品の「やよいの白色申告 オンライン」もしくは「やよいの青色申告 オンライン」から申告できるようになる。対応するOSは「macOS 12(Monterey)」「macOS 11(Big Sur)」「macOS 10.15(Catalina)」の3種。
同社はこれまでにWindowsから直接e-Taxによる申告が行える「確定申告e-Taxモジュール」を提供していたが、Mac利用者からの要望の声が増加したことを受けて、Macに対応した「確定申告e-Taxオンライン」の提供に至ったという。国税庁のe-Taxソフトを使わずに、直接e-Taxへのデータ送信が可能となり、従来のe-Taxに比べて少ない手順で確定申告が可能になるとのことだ。
同サービスによる確定申告にはマイナンバーカードとNFCに対応しているスマートフォン、利用者識別番号が必要だ。マイナンバーカードで電子署名をする必要があるが、これに対応する「弥生 電子署名」アプリは無料でダウンロードできる。また、NFCに対応しているスマートフォンとしては、iPhoneのほかにAQUOSシリーズやXperiaシリーズなどのAndroid搭載端末も使えるようだ。