SBIビジネス・ソリューションズは1月26日、クラウド型請求書発行システム「請求QUICK」の提供を2022年3月1日より開始すると発表した。同システムは、請求書の作成・承認・発行から入金確認、その後の経理処理まで全てWeb上で完結できるサービスだ。
導入にあたって初期費用登録料は掛からず、利用人数、請求書発行枚数、インターネットバンキングの明細取得件数が一定以上発生すると月額料金がかかる料金体系となる(利用料金の詳細は以下の画像を参照)。
同システムでは請求書を作成しながらマスタ登録を行えるうえ、定常的に発生する取引の請求書作成や送付予約も可能だ。また、全国の金融機関と連携し、入出金明細をリアルタイムで取得できるため、消込作業がワンクリックで完了できる。2022年夏には、オプションプランとして「請求書買取サービス」を提供開始する予定だ。
発行した請求書の電子保存について、2022年1月施行の改正電子帳簿保存法における「電子取引」の法要件にも対応しており、2023年10月から開始されるインボイス制度にも対応した消費税計算が可能だ。