三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)は1月27日、情報システム構築におけるコスト超過を防ぎ、計画通りのシステム稼働を支援する「プロジェクトマネジメント強化サービス」を発表した。同日より発売を開始する。
同サービスは、MDISが情報システム構築計画の立案や品質・納期確保のための支援を行うものだ。同社はプロジェクト管理ツールや共用ファイルサーバ、コミュニケーションツールを提供し、対象企業やプロジェクトに固有な特性を踏まえた管理プロセスのテーラリングや指導を行う。また、テスト結果や不具合傾向のモニタリング、評価分析、改善、効率的なマネジメント要員育成なども実施する。
提供サービスは、プロジェクトマネジメントの国際標準規格であるPMBOK(Project Management Body of Knowledge)に準拠しており、ウォーターフォール型、アジャイル型などの開発手法モデルによらず適用することが可能だ。提供サービスの詳細は以下となる。
MDISは、業務アプリケーション開発からシステム基盤構築、ネットワーク、セキュリティ、音声認識・画像解析など、主にプロジェクト期間が半年以上のプロジェクトに同サービスを適用し、企業のプロジェクトマネジメントの仕組み作りと定着を支援するねらいだ。なお、現在、同社はAIを用いてプロジェクト管理者の負荷を軽減するサービスの提供に向け技術開発を進める。