Googleは現地時間2022年1月27日、Googleマップのローコード開発を可能にする「Quick Builder」を公開した。公式ブログによれば、開発に必要なAPIを選択して事前設定したステップに従うだけで、実店舗が集客に用いるLocator Plusソリューションや、地域密着型の独自地図を作成するNeighborhood Discoveryソリューションの開発が容易になる。

  • Googleマッププラットフォームを拡張するQuick Builder(画像は公式ブログより抜粋)

    Googleマッププラットフォームを拡張するQuick Builder(画像は公式ブログより抜粋)

 GoogleはQuick Builderで利用可能なソリューションライブラリーをGoogle Cloud上に用意し、サンプルコードのエクスポートや、Webサイト運用するGoogle Cloudウェブホスティングを通じてビジネスに利用できる。同社は「Quick Builderを使用すれば、カスタマイズされた運用環境に対応したコードを取得し、運用環境へこれまで以上にすばやく配置できる」と説明した。Googleマッププラットフォームは月200ドル分(地図読み込み約2万8500回に相当)までは無料利用可能。それ以上の利用はリクエスト数に応じて料金が発生する。