住友林業、建物のCO2排出量見える化ソフトの日本単独代理店契約

住友林業は27日、フィンランドOne Click LCA社とソフトウェア「One Click LCA」の日本単独代理店契約を締結したことを発表した。

「One Click LCA」は、建築現場で使用する資材の原材料調達や輸送、建設や改修、廃棄時などのCO2排出量算定できるソフトで、建物のエンボディード・カーボンを見える化し、ライフサイクル全体での環境負荷を評価する手法LCA(Life Cycle Assessment)を提供する。ISOや欧州規格など世界50種類以上の環境認証に対応している。住友林業は、「One Click LCA」を通じたエンボディード・カーボン算定の基盤構築を目指しており、One Click LCA社と共同で日本市場に合わせたソフトウェアのカスタマイズや日本語でのカスタマーサポートを行うほか、資材の環境認証ラベルであるEPD(Environmental ProductDeclaration)取得に向けた木材・建材メーカーへのサポートなどLCA普及活動を推進する。