第一生命保険は1月27日、2021年9月から10月にかけて募集した「第35回第一生命サラリーマン川柳コンクール」(通称:サラ川)について、優秀100句が決定したと発表した。今回の応募総数は6万2,657句で、前回の6万2542句を上回る結果となった。
昨年に引き続き、今年も新型コロナウイルスの影響を受けて、企業での導入が拡大したテレワークならではの“あるある”を詠んだ作品が多く入選している。
会議にペットが映り込んでしまった様子を詠んだ作品、通勤の手軽さを巧みに表現した川柳のほか、リモート会議での照れくさい体験など、秀逸な一句が寄せられた。
前回は慣れないテレワークへの戸惑いを詠んだ作品が多かった印象だが、今回はほっこりとした出来事や前向きな川柳が多く、テレワークに慣れ始めた様子がうかがえるという。
通常の「サラ川」に加えて、 20代限定企画として、今どきの若者言葉で一句詠む「今どきサラ川」(通称:イマサラ)、全国の自治体・警察等と協働で取り組んでいるご当地版のサラリーマン川柳「地元サラ川」、サラ川から派生した企画として実施している「防衛省版サラリーマン川柳」も実施された。
ベスト10を決定する投票は、1月27日から3月18日まで受け付けている。投票は、第一生命ホームページ、「健康第一」アプリから可能なほか、第一生命の「生涯設計デザイナー」が届ける専用の「投票用紙」からも行える。
なお、サラリーマン川柳コンクールは今年で35周年を迎えたが、名称を改め、新たなスタートを踏み出すことが決定したという。新ネーミングの発表は5月下旬頃を予定しているとのこと。