大塚商会は1月26日、2018年から提供している「たよれーる AIチャットボットサービス」を大幅に刷新し、3月1日より「たよれーる AIチャットボットサービス(Ver.6)」として提供を開始すると発表した。
「たよれーる AIチャットボットサービス」は、チャット形式で入力されたエンドユーザーからの問い合わせに、ロボットが自動で回答するサービス。3月1日より提供開始する「たよれーる AIチャットボットサービス(Ver.6)」では、REST APIの実装により、EAIツール(業務システム統合ツール)との連携が可能となった。連携したEAIツールを介して基幹系システムの顧客情報や商品情報、売上情報等をチャットボットから直接検索・参照することで、従来のチャットボットではできなかった変数回答を実現するという。
同サービスの導入により、定型的な問い合わせ対応業務を大幅に削減することで業務を効率化でき、チャットボット利用者が知りたい情報をスムーズに提供することで顧客満足度を向上することができるとしている。
同サービスではIBMが提供するIBM Cloud のWatson Assistantと、Googleが開発したBERTをベースとした自然言語処理の機能を実装。BERTは事前に辞書サイトで日本語学習をしているため、AIへの学習データも短期間で作成できるという。また、Watson Assistantへのチャットボットのシナリオ学習も管理画面から簡単にできるため、契約から稼働までのチャットボットの構築期間を短縮できるということだ。価格は月額4万円~、初期費用21万円~。