WordPress.orgは1月25日(米国時間)、「News - WordPress 5.9 Josephine - WordPress.org」において、WordPressの最新版となる「WordPress 5.9」のリリースを伝え、主要な新機能を紹介した。
主な新機能は次のとおり。
- WordPressの管理画面においてサイト全体をコントロールする機能の提供
- デフォルトブロックテーマ「Twenty Twenty-Two」の提供開始。WordPress市場初のデフォルトブロックテーマであり、配色やフォント、ページテンプレート、画像フィルタまでさまざまな視覚的選択肢をサイトエディタで編集可能
- ブロックテーマの編集をサイトエディタに組み込まれたスタイルインタフェースで編集可能(カスタマイザー不要)
- ナビゲーションに新しくナビゲーションブロックを導入。新しいナビゲーションブロックでは常時表示されるレスポンシブメニューとユーザーの画面サイズに合わせたメニューのどちらかを選択可能
- 新しいタイプグラフィーツール、柔軟なレイヤーコントロール、間隔やボーダーの詳細なコントロールの実現
- 多くのブロックパターンが登録されたWordPress Pattern Directoryの提供
- コンテンツのドラッグ&ドロップなどが可能なリニューアルされたリストビューの導入
- より優れたギャラリーブロックの導入
WordPressは世界で最も使用されているCMS。2022年1月の時点で、すべてのWebサイトの43%以上がWordPressを使っているとされているほか、そのシェアは長期にわたって増加傾向を続けている。2位のCMSの10倍以上シェアを確保しており、CMSとして圧倒的な存在感を持っている。