パーソルテクノロジースタッフは1月26日、年収1,000万以上を目指すITエンジニア向けの中途採用を強化すると発表した。エンジニアの成果・顧客評価を人事評価によりダイナミックに反映する市場価値連動型の人事制度を導入する。高度なスキルを保有するハイスキルIT人材の確保につなげる。

  • パーソルテクノロジースタッフはハイスキルIT人材採用を強化する

同社のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に関する調査結果によると、「スキルを持った人材を社内で育成できない」が一番の課題として挙げられている。ハイスキルIT人材の採用手段として派遣やフリーランス活用など外部リソースを活用する企業は約7割だという。

そこで同社は、エンジニアとして最新技術の習得やスキル向上、キャリア構築を自立的に行いたいと考える、スペシャリスト志向のハイスキルIT人材の中途採用を強化する。顧客評価をよりダイナミックに人事評価へと反映する「市場価値連動型」人事制度を適用し、四半期に一度給与の見直しを行う。

同制度により、前期の評価によりインセンティブ額および還元率が変動し給与が昇降、年収1,000万円以上を目指すことも可能とのことだ。