日立ソリューションズは1月26日、同社が提供する「秘文 統合エンドポイント管理サービス」と、IDaaS(Identity as a Service)との連携を発表した。サービス連携の第1弾として、まずは、Oktaが提供するクラウド型アイデンティティ管理・統合認証サービス「Okta Identity Cloud」との連携を進める。今後は、マイクロソフトが提供する「Azure AD」などとも連携する予定だ。
IDaaSとの連携で提供する新サービスの名称は「秘文 統合エンドポイント管理サービス IDaaS連携」となり、2月28日から提供を開始する。
同サービスでは、ユーザーの認証に加え、企業が許可したデバイスであることを証明書で確認し、デバイスのセキュリティ状態が安全であることを確認するデバイス認証を提供する。また、ポスチャマネジメントによりデバイスの状態を常に安全な態勢に自動で保持することで、システム運用者の業務負荷をかけずに、企業内のすべてのデバイスの厳格なアクセス管理の実現が可能になる。
同サービスでは、「秘文 統合エンドポイント管理サービス」の標準機能に加えて、IDaaS連携が利用できるライセンスと、資産管理と証明書に基づくデバイス認証に限定したライセンスの2タイプをサブスクリプションで提供する。デバイス500台に導入する場合の提供価格は、前者が1台当たり8800円/年、後者が1台当たり4400円/年となる。