テレコムスクエアは1月26日、ARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」について、屋内ナビゲーションの一部機能をSDK(Software Development Kit:ソフトウェア開発キット)として提供を開始すると発表した。これにより、屋内ナビ機能を自社アプリに実装できるようになる。
「PinnAR」はカメラで映した実際の風景上に道路や通路に沿うルートを表示する「ARナビ画面」と、マップ上にルートが表示される「マップナビ画面」の両方を切り替えながら利用できるアプリだ。直感的に目的地にたどり着ける点が便利なのだという。
屋内にいながら自身の現在位置を測位可能であり、目的の店舗や設備まで階をまたいだ案内でも柔軟にサポートする。また、道を誤った際には自動的に別のルートを再設定するとのことだ。
同社が今回提供を開始する「PinnAR SDK」は、屋内における現在地測位技術と独自のルーティングエンジンを駆使した「PinnAR」の屋内ARナビゲーション機能をパッケージ化して提供するものだ。さまざまな施設が自施設内のアプリに「PinnAR」の屋内ナビ機能を実装できるようになる。