NTTネクシアは1月25日、AI-OCR(人工知能による光学文字認識)とRPA(Robotic Process Automation:ロボットによる業務自動化)を活用して、手書き帳票や紙資料のデータ入力作業を支援する「データエントリーソリューション」の提供を開始すると発表した。

同ソリューションは紙による各種申請書などの受付からデジタルデータ化まで、一連の事務処理業務を同社が請け負う。業務実施場所や利用ツール、管理および作業に従事する要員の準備まで含めて担当するとのことだ。

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同社ではAI-OCRとRPAの自動化技術を組み合わせるとともに、機械では処理できない想定外の入出力にも対応するための人員を配置することで、効率的な業務運用を進めるという。各種申請書の様式変更、業務フローの見直し、RPAのシナリオシステムメンテナンスなどにも対応するとしている。

利用シーンとしては、自社サービスの新規利用申し込みや契約変更などの社外対応に加えて、自社従業員の社員情報変更などの社内対応も想定している。