電通デジタルは1月25日、UX(ユーザー体験)に強い組織づくりを支援するサービス「UX組織開発プログラム」の提供を発表した。同サービスでは、「組織診断(事前)」「方針策定」「教育プログラム」「組織診断(事後)」という4つのステップで組織づくりを支援する。
同社は、個人およびチーム全体としてのUXケイパビリティ(能力)の診断を行い、その結果に合わせて内外製(組織として内製すべき部分と外注すべき部分)の方針や教育プログラム策定にあたっての規格・提案を行う。その後は、座学や実践演習を組み合わせた研修やOJT(On the Job Training)を実施。研修やOJT終了後は、教育プログラムの効果測定や次期に向けた方針のアップデートまで一貫して支援する。
同サービスは、同社がDX推進に必要な人材開発支援のため2021年4月に新設した「DXHRルーム」の活動の一環である、UXに関する教育プログラムの開発ノウハウや知見を型化したものだ。同社は、UXを起点としたマーケティング戦略策定や施策検討をリードできる人材のニーズが高まる中、企業のDX推進支援の一環として同サービスを提供する。