博報堂、博報堂DYメディアパートナーズ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム、アイレップの4社は1月21日、「ポストクッキー対応」としてニーズが高まる「1st Partyデータ」(1st Party Cookie)の活用を支援する専門チーム「DATA GEAR」の設立を発表した。
同チームは、「統合プロデュース」「施策設計」「マーケティングシステムコンサルティング」「データアナリティクス」「データエンジニアリング」「ソリューション開発」の6つの機能を提供する博報堂DYグループ横断のユニットとなる。
同チームではGoogle Marketing PlatformやGoogle Cloudを活用し、広告・オウンドメディア・CRMを横断して正しいデータの取得、データを活用した戦略立案から実行・分析まで、ワンストップで課題解決を行う。また、さまざまなマーケティングソリューションをGoogleのソリューションと連携させることで、マーケティングの最適化をサポートする。
今後は独自開発のソリューション・サービスを順次展開し、ポストクッキー時代のマーケティングDXを推進するソリューションを提供していく。
インターネット上でユーザーを識別するうえで活用されてきた、3rd Party Cookieに対する規制が進む。国内においても、2022年4月の個人情報保護法改正にあたって、Cookieを個人情報と捉えて規制する方向にあり、同意取得および同意取得済みデータの管理・活用などを含めた対策やアクションがマーケティング上の課題となっている。