チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは1月19日、同社セキュリティゲートウェイシリーズ「Quantum」の新製品「Quantum Lightspeed」を発表した。日本での発売は2022年2月を予定しており、販売価格は未定だ。
同製品では、スループット容量の異なる「QLS250」「QLS450」「QLS650」「QLS800」の4モデルが提供される。最大スループットは各モデルに搭載される100GbEポートの数で変わり、QLS800モデルには100GbEが8ポート備わっている(QLS250は2、QLS450は4、QLS650は6ポートとなる)。
旧製品の「Quantum Security Gateway」の28000モデルとQLS800の比較では、スループットが5倍向上(1システムあたり最大3Tbps、ゲートウェイ1台あたり最大800Gbps)しているほか、各モデルともレイテンシを平均3マイクロ秒に抑えており、超低遅延でのスループットが実現可能だ。
同製品は、NVIDIAが開発したASIC技術を利用して画期的なファイアウォール性能を実現しており、企業は数時間ではなく数分でフローサイズが大きな「エレファントフロー」をサポートし、テラバイト単位のデータを安全に転送できる。