ZOZOは1月20日、同社の物流拠点である「ZOZOBASE習志野1」と「ZOZOBASEつくば1」の2拠点において、実質的にCO2排出量がゼロとなる再生可能エネルギー由来の電力を100%導入したことを発表した。

これによって、同社の全拠点の消費電力量のうち約6割以上が再生可能エネルギーになったという。

  • 「ZOZOBASE」のイメージ

今回2拠点に導入する電力はトラッキング付・FIT(Feed-in Tariff)非化石証書などが付与された実質再生可能エネルギー電気であり、バイオマスや太陽光に由来するエネルギーだという。「ZOZOBASE習志野1」では年間約610万キロワット時の電力を使用しており、再生可能エネルギーの導入によるCO2削減量は約2850トンに相当する。同様に、「ZOZOBASEつくば1」では年間約600万キロワット時の電力を使用しており、CO2削減量は約2650トンに相当するとのことだ。

同社は2021年2月にZOZO本社屋へ再生可能エネルギーを導入しており、今回が2および3拠点目となる。「ZOZOBASE」の全照明をLED化するなど環境に配慮した物流施設運営にも取り組んでおり、環境や社会に配慮した新しいファッションの世界の実現を目指すとのことだ。