Microsoftは現地時間2022年1月20日、Excel for the web(以下、Web版Excel)の条件付き書式機能を拡張したことを、公式ブログで発表した。サイドペインで書式設定の結果を確認しながらルールを管理する機能に加えて、シート全体のルールはドロップダウンリストから実行可能になり、ルール編集機能もデスクトップ版Microsoft Excel(以下、デスクトップ版Excel)に近付けた。
他にも条件付き書式で数式を使うなど、デスクトップ版Excelと同種の設定を可能にしている。近年のWeb版Excelは機能改善に精力的に努め、先月(2021年12月)も検索可能なデータ検証リストやクエリウィンドウの追加、図形内文字列の編集機能など多くの機能を追加した。なお、筆者もWeb版Excelで動作検証を行ったが、条件付き書式のサイドペインは確認できなかった。Microsoftは言及していないが、今後数週間内に国内からも利用可能になると思われる。