NTTドコモ モバイル社会研究所は1月20日、テレワークのセキュリティ対策に関する調査結果を発表した。同調査は2021年2月に全国・15～79歳男女6,240人を対象にWeb上で実施されたもの。

同調査でテレワークを行っている人たちに「テレワークのセキュリティ対策」を調査したところ、「最新のセキュリティソフト（ウイルス・危険サイト等への対策）を利用」が38.6%で一番多く、「OSやソフトウェアを最新のバージョンにアップデート」が38.2％と続いた。

  • [テレワークのセキュリティ対策[全国・15～79歳のテレワークを実施している男女・n=903]　出典：NTTドコモ モバイル社会研究所

また「端末ロック（パスワード、指紋認証等）を利用」が34.9%、「信頼できないWi-Fiには接続しない」が34.6％、「提供元不明のアプリはダウンロードしない」が30.0％と続いた。2割が「特にしていない」と回答した。

職業別に見てみると、役員・管理職・自由業は「最新のセキュリティソフト（ウイルス・危険サイト等への対策）の利用」で53.7%、「OSやソフトウェアを最新のバージョンにアップデート」で49.5％と対策の実施率が高かった。また約4割の商工・自営業者がセキュリティ対策を「特にしていない」ことが分かった。

  • 職業別テレワークのセキュリティ対策[全国・15～79歳のテレワークを実施している男女・n=903]　出典：NTTドコモ モバイル社会研究所