デル・テクノロジーズは1月17日、ハイパフォーマンス コンピューティング（HPC）、人工知能（AI）、データ アナリティクスの統合管理能力を高めるオープンソフトウェア「Omnia」 と、AIやデータ分析をサポートし、「NVIDIA AI Enterprise」に対応する「Dell Technologies Validated Design for AI」の日本での提供開始を発表した。

  • デル・テクノロジーズ、AIビジネスを拡大

    デル・テクノロジーズ、AIビジネスを拡大

「Omnia」は、デル・テクノロジーズのHPC & AIイノベーション ラボで開発されたオープンソースソフトウェア。HPCのシミュレーションやAI用のニューラルネットワーク、データアナリティクス用のインメモリーグラフィック処理といったユースケースに基づき、ソフトウェアを各サーバーに紐づけることで、展開に要する期間を数週間から数分に短縮するという。

「NVIDIA AI Enterprise」は、NVIDIA認定システムに搭載したVMware vSphereでのみ実行されるAIおよびデータ分析ソフトウェア。デル・テクノロジーズの提供するプラットフォームとNVIDIA AI Enterpriseを活用することで、従来の管理操作を変えることなく、GPU資源を仮想化して利用効率を向上することができるという。

なお、これらのソフトウェアを活用したデモや検証は、デル・テクノロジーズが大手町オフィスに移転し設備を拡張した「Dell Technologies AI Experience Zone」にて可能だということだ。