2022年初のWindows Updateは、一部のユーザーとMicrosoftにとっては、喜ばしくない累積更新プログラムとなったようだ。2022年1月の累積更新プログラムを適用したユーザーから問題の報告が相次いでいるのだ。そうした問題の一つがMicrosoftによって調査中であると報告された(参考「Windows Servers domain controllers might restart unexpectedly - Windows 10, version 20H2 and Windows Server, version 20H2 | Microsoft Docs」)。
この問題は、ドメインコントローラ(DC)にKB5009557を適用したあとでWindows Serverが予期せず再起動するというもの。特にDCがPrivileged Identity Management (PIM)環境を使っている場合やEnhanced Security Admin Environment (ESAE)でShadow Principalsを使っている場合に、この問題の影響を受ける可能性が高くなるとされている。
影響を受けるとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Windows Server 2022
- Windows Server, version 20H2
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
Microsoftは現在この問題を調査中であり、今後のリリースで新しい情報を伝えると説明している。