エキサイトは1月6日、八海醸造が経営管理プラットフォーム「KUROTEN.(クロテン)」を導入、運用開始することを発表した。
KUROTEN.は、総勘定元帳をインポートすることで、売上高や原価、人員実績といった経営に関するデータを可視化できるプラットフォーム。登録した過去のデータから売上高や営業利益などの予測を算出することも可能だ。
八海醸造では、海外展開を含む中長期的な事業計画の策定にあたり、データに基づいた経営判断を行うため、2021年1月に経営企画室を設置。より正確な予実管理の体制確立を目指していたが、従来の会計ソフトでは予実管理がスムーズに行えない、月次で管理会計を締められないといった課題があった。また、迅速に経営の意思決定を行うために、見るべき指標をリアルタイムで可視化することも必要だと考えられていたという。
そこで、過去の実績データを取り込むことで経営状態を可視化し、予測値を算出できるKUROTEN.の導入を決定した。八海醸造では今後、KUROTEN.を活用し、迅速に経営の意思決定ができる予実管理体制の構築を進めていくとしている。