Microchip Technologyは1月11日、組込Linuxから暗号技術まで、さまざまな組込設計に関する、エンジニア向けオンライントレーニングコース「Microchip University」の日本語版の開設を発表した。

Microchip UniversityではIoT、BluetoothやUSBなどの通信プロトコル、ブートローダ、FPGAを使った高速データ解析といったさまざまなシステムの実装方法を公開しているという。

同社の日本法人であるマイクロチップ・テクノロジー・ジャパンの吉田洋介 代表取締役社長は「受講する事でMicroxhipの製品と開発ツールを最大限に活用できるようになり、設計の迅速化と効率化が可能となる。これまでも高品質なトレーニングの提供に取り組んできたが、Microchip Universityの開設で、より容易にいつでもどこでも学んでもらえるようになった」としている。

Microchip Universityでは、Microchip MCC(MPLAB Code Configurator)、CIP(コアから独立した周辺モジュール)、組込Linuxアプリケーションの開発、モータ制御、バッテリ充電、電源、セキュリティ、アナログシステム設計といった同社の全ツール、全製品群の応用を網羅して公開しているという。

なお、無償で提供されており、日本向けのトピックスは日本語で、それ以外のコースは英語で提供しているとのことだ。