本田技研工業(ホンダ)の中国における四輪車生産販売合弁会社である東風本田汽車(東風Honda)は、電気自動車(EV)の生産体制構築に向けEV専用新工場を建設することを1月6日に発表した。
新工場は2024年の稼働開始を目指し湖北省武漢市の武漢経済開発区に建設し、敷地面積63万m2 、基本生産能力12万台/年を予定している。
同社は新工場について、完成車一貫生産が可能な高効率・スマート工場として、プレス、溶接、塗装、組み立て、完成車検査などの工程を有し、組み立て工程などを中心に業界トップ水準の自動化率を目指すとしている。
また新工場では、ソーラー発電などの再生可能エネルギー活用に加え、再生水循環利用などによる資源節約、大気汚染をもたらす主要な原因物質であるVOC(揮発性有機化合物)の削減など、サステナブルな取り組みも進めていくとのことだ。