新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大やオリンピック開催、半導体不足といったさまざまな話題があった2021年。
テクノロジー業界でもさまざまな新技術の開発や新たな動きがありました。
そこで、弊誌テクノロジーチャンネルではカテゴリ別で、今年公開した記事のアクセス数をもとにしたランキングを作成しました。今回は“医療/バイオ”カテゴリにおいて、2021年にもっとも読まれた記事トップ10をご紹介します。
2021年に読者の注目を集めた医療/バイオカテゴリの話題を振り返ってみましょう。
医療/バイオカテゴリのトップ10は!?
- 1位:タバコの煙から抽出した物質にヒト細胞へのコロナ感染抑制効果を確認
- 2位:加齢した父親の精子が子どもの神経発達障害に影響する、東北大が確認
- 3位:AB型はほかの血液型よりも新型コロナの重症化リスクが高い、慶大などが確認
- 4位:加熱式タバコ使用者の生体分子変化は燃焼式タバコ使用者と異なる、岩手医科大が確認
- 5位:親が獲得したストレス耐性は子へ孫へと受け継がれる仕組みを理研が解明
- 6位:飲酒の頻度が高い人は新型コロナワクチンの効果が出にくい 千葉大病院が確認
- 7位:飲酒量が日に日に増大してしまう状態の脳の仕組みを東北大が解明
- 8位:痩せた若い女性に肥満者と同様の体質が多いことを順天堂大が確認
- 9位:朝食でのタンパク質摂取が筋肉量の増加に効果的、早大が確認
- 10位:なぜ、コウモリはウイルスの宿主でいられるのか? 名大が理由の一端を解明
2022年の医療/バイオ業界はどうなる!?
2021年は、COVID-19関連の研究成果のほか、さまざまな研究成果に注目が集まりました。
ランクインした記事のほか、「若返り化合物「NMN」を生産する乳酸菌を静岡大が発見、大量生産に前進」や「加齢で衰えた脳の神経回路の修復力を回復させる仕組みをNCNPなどが発見」 といった記事が読まれていました。
2022年はどのような技術、ニュースが出てくるでしょうか。弊誌では2022年も引き続き、最新の業界動向、技術の話題を追いかけます!