カネカは12月17日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のオミクロン株とデルタ株を 、同時に識別可能なリアルタイムPCR検査キット「KANEKA RT-PCR Kit “SARS-CoV-2(Omicron/Delta)”」を2022年1月7日より発売すると発表した。
同検査キットは、同社の遺伝子検査関連の技術を活かして開発した独自の試薬を用いることで、オミクロン株に特徴的なスパイクたんぱく質の2か所の変異(E484A、N856K)と、デルタ株に特徴的な変異(L452R)を検出することで、オミクロン株とデルタ株の同時識別を可能としたもの。同社では、オミクロン株とデルタ株を同時に識別することで、検査負担の軽減を図ることができるようになると説明している。
なお、同製品の希望小売価格は12万1000円(検査100回分)となっている。