NTTドコモは12月27日、千葉県と災害時における情報連携・相互協力に向けた基本協定を 結んだことを発表した。同協定によりドコモと千葉県は、災害に備えて平時から協力関係を構築し、災害発生時には相互に連携し、通信の早期復旧に取り組む。

具体的には、災害時の連携を図るため平時から連絡体制を確立し、災害時には協議の上、連絡員を派遣し双方が知りえた被災状況、復旧状況などの情報を相互に提供する。

またドコモは、通信障害が発生した際に、県や市町村庁舎などの重要施設の通信を確保し、県はそのために必要な敷地などの確保を行う。ドコモが復旧活動や避難所への支援活動を実施するにあたり、物資輸送が困難な場合は県が協力するとのことだ。