2021年12月においてドメインとホスト名の双方で大幅な増加を見せたのはAmazon Elastic Load Balancingサービスで使われている「awselb」で観測された。この増加がNginxの大幅な減少の原因にもなっている。
この1、2年でWebサーバの動向はそれ以前と違う動きを見せ出した。Nginx、Apache、Microsoft IISが減少傾向を続け、これに反するようにCloudflare、LiteSpeed、OpenRestyといった新興のWebサーバがシェアを増やしている。また、それらに分類されない「その他」に分類されるWebサーバの割合が増え、さらに増加傾向を続けている点も注目される。Webサーバは徐々に多様化の方向へ進みはじめている。