「Lenovo ThinkEdge SE450サーバー」を発表した。

レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは12月22日、エッジ側に人工知能(AI)プラットフォームを直接搭載した新型 「Lenovo ThinkEdge SE450サーバー」を発表した。

  • Lenovo ThinkEdge SE450サーバー

同製品は、AIプラットフォームをエッジ側に直接搭載することで、ビジネス・インサイトをより短時間で獲得できると同時に、高い演算性能を発揮する製品。

静音設計で、持ち運び可能なフォームファクターを採用することで、奥行きの短さからスペースの限られた場所でも容易に設置可能。業界別のエッジ環境の要件に特化した堅牢設計により、広範な動作温度に加え、粉塵・衝撃・振動の過酷な環境にも耐えられるとする。

セキュリティリスクとデータの脅威を軽減する設計となっており、不正アクセスを防止する最新のベゼルロック機能や、より効果的にデータを保護する堅牢なセキュリティ機能など、幅広いコネクティビティとセキュリティのオプションに対応。これらは現行のリモート環境でも簡単に導入できるという。

最新の第3世代インテルXeonスケーラブルプロセッサーとインテルディープラーニング・ブーストテクノロジーを搭載し、オールフラッシュ・ストレージを採用した。同製品はインテルの検証を経て、vRAN向けインテル Selectソリューションに認証されているという。大規模なパートナー・エコシステムに対応できるよう特別設計されており、小売、製造、スマートシティ、通信の分野でエッジAIソリューションに対応するという。

レノボ・インフラストラクチャー・ソリューションズ・グループのアジア太平洋事業責任者・Sumir Bhatia氏は、次のように述べている。「今日のスマート・ノーマル社会における課題に対処し、競争上の優位性を獲得するためには、企業は直接エッジ側でリアルタイムのAIインサイトを利用できなければなりません。レノボはスピードとアジリティを最優先に考えており、市場への対応時間を短縮し、お客様への価値を高めることができる、パワフルで安全かつ柔軟なソリューションを開発しています。レノボが設計した新製品、ThinkEdge SE450サーバーは、ビジネスの複雑さを最小限に抑え、多様なワークロードを抱えるエッジ側での計算能力を高めることができます。ヘルスケアにおけるリアルタイムの患者モニタリング、診断、スマートシティにおける効率的な交通管理システム、製造ラインにおける予測メンテナンスなど、レノボはエッジ側へのAI搭載、つまりエッジAIを実現しています。」