産業用ロボット向けのAIソフトウェアなどの開発を行うOSAROとイノテックは、ロート製薬とAIピッキングロボット導入に向けた実証実験を開始し、ロート製薬が2022年に竣工を予定している新設工場の生産ラインへの導入のため、ピッキングロボットの提供とシステム構築を共同で進めていくことを12月22日に発表した。

OSAROはロボット作業を効率化するAIソフトウェアを提供し、イノテックはAIソフトウェア導入のための実証実験からインテグレーションまでをサポートするという。

生産プロセスの中でも特に労働負荷が高い容器のピッキング作業をロボットで自動化することで、作業負荷の低減と生産性の向上を図り、多品種対応に優れたOSAROのAIソフトウェア技術を用いて、既存設備へアドオンし、旧型式の機械を改装して新型のシステムに改造したシステムの導入を3社で目指していくとしている。