NTTテクノクロスは12月22日、CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)プラットフォームである「Salesforce」の管理運用をサポートする「運用支援スイート TakumiMagic(タクミマジック)」について、多要素認証に対応したシングルサインオン(以下、SSO)サービスを追加したことを発表した。
「Salesforce」は2022年2月1日よりサービスアクセス時の多要素認証対応が契約上義務付けられる。その対応方法として、アプリケーションを追加したり、指紋認証機能が付いた端末を導入したりするものが多いが、今回のサービス追加にあたって、PCや携帯端末の準備は不要だ。利用中の「Salesforce」アカウントをSSOサービスのアカウントとして利用できるため、これまでと同じ方法で「Salesforce」にアクセスできる。
サービスの利用に必要なアカウントや証明書などの発行および管理はNTTテクノクロスが実施する。同社には「Salesforce MVP」などSalesforceに関連した有資格者らが在籍しているため、定期アップデートやセキュリティ強化といった仕様変更にも迅速に対応するとのことだ。
1ユーザーあたりの利用料は消費税および証明書費用を含めて月額550円からで、別途初期設定費用も必要となる(16万5000円から)。