中小企業基盤整備機構は12月22日、無料で利用可能なwebツール「IT戦略ナビ」のリニューアルオープンを発表した。同ツールは、中小企業の経営課題・業務課題を見える化し、IT戦略立案の支援のために2020年12月に開設された。
同ツールでは、3STEPで項目を選択することで、自社の課題を見える化した「IT戦略マップ」を作成し、課題解決に役立つITソリューションを簡単に確認することができる。
リニューアルにより、3STEPの項目選択前に業種選択機能が追加され、提案されるITソリューションの種類が40種類から64種類に増えた。「業種×ソリューション」でのカテゴリー検索も行える。
また、作成されたIT戦略マップに基づき、ITソリューション導入のモデルスケジュールを作成することが可能になった。作成された導入プランはPDFのほか、 Excel、 PowerPointでもダウンロードできる。
このほか、中小企業支援機関(商工団体・金融機関など)向けの情報提供ページも新設された。 支援機関向けのページでは、動画やガイドブックなどで、IT戦略ナビを使ったIT支援の手順を解説している。