サイオステクノロジーは12月21日、クラウドサービス利用にかかる情報システム/コーポレートIT部門の管理業務負担を軽減する新サービス「Gluegent Flow 情シスクラウド」を、同日より提供開始したことを発表した。
「Gluegent Flow 情シスクラウド」は、クラウドサービスの申請、承認、設定までを短時間で簡単に行えるようにし、IDやパスワード管理の手間を省くことで業務効率化を実現するIT業務管理サービス。
入社・退職時等に発生する利用者のアイデンティティ(ユーザーID、ユーザー権限、ユーザープロファイル)管理のほか、社内に導入したさまざまなクラウドサービスの一元管理が可能で、利用者情報と利用サービスを台帳管理して情報の可視化を実現する。日常的に行う業務をワークフローでプロセス化することで、業務効率化の推進にも寄与するとしている。
主な機能として、ワークフローのテンプレートを用いることで申請フォームの作成・管理を容易に行える「申請フォームの管理機能」や、申請フォームをあらかじめ定義した業務プロセスに則り、関連部門や担当者にワークフローを回付することで、プロセス処理・承認と並行して業務処理が可能な「業務プロセスのワークフロー機能」、50製品以上のクラウドサービスと連携しアカウント管理と業務プロセスの統合・自動化を実現する「クラウドサービス連携機能」、アカウント毎に利用サービスや利用状況(作成・削除日時等)の管理が可能な「アカウント申請の台帳管理機能」を有する。
これらに加えて、テレワーク管理機能、利用端末の制限機能、認証管理機能、グループ管理機能、権限管理機能等の機能拡充を順次進めていくということだ。
「Gluegent Flow 情シスクラウド」の利用料金は、初期費用が0円、月額費用が1ユーザー毎に600円(税別)~。