ナビタイムジャパン(以下略、ナビタイム)は、道路整備、路面調査、保守業務を担う事業者向けに、道路を指定して最適な巡回ルート計画の作成と計画ルートのナビゲーション、車両位置管理などの機能を持つ「NAVITIMEルート計画サポーター」の提供を開始した。

「NAVITIMEルート計画サポーター」(公式Webサイト)

「NAVITIMEルート計画サポーター」(公式Webサイト)

道路をもれなく巡回し調査、整備する事業者などに対して最適な巡回ルートを作成するサービスは、任意の地点や道路を複数指定して、それらを繋ぐ最適な巡回ルートを作成できる機能を提供。計画したルートをスマートフォンで呼び出し、現地まで音声ナビゲーションする機能や調査時の走行ログや記録した結果をKML(Keyhole Markup Language)形式で出力する機能なども備える。同社によれば、走行計画の作成ツールにおいて道路を指定する巡回ルート検索は国内初になるという。同社ではサービス提供に合わせて、2020年10月16日から2021年9月30日まで、アジア航測とサービスの実証実験を行っており、その結果をもとに機能の改善を行い今回のリリースとなった。サービスは、Webアプリケーションとして提供、PCやスマートフォンがあれば利用できる。今後もサービスの拡充を目指し、到着時刻と滞在時刻や車両サイズを指定ができる機能の実装を予定し、開発を進める。